「ぬくもり」
「turbo」 「泥棒」 「SUN」 「Breathe」
「アメトラ」から新作「Golden green」に至るまでのオリジナル作品
その他にも「turbo」に参加した浅井健一とのAJICO「深緑」
オリジナルライヴ盤「空の小屋」 「la」
童謡を唄う「うたううあ」
菊地成孔と溶け合う「cure jazz」
フェスでのフィッシュマンズで昇天、等があり
実に様々な活動を経て「Golden green」に辿り着いた
いや、辿り着いたと言うの明らかに違う
UAが表するポップの 愛しいくらいポップの水面に戻ってきたのだ
いきなり「11」がピークだったと言う人もいる
母親になり 偉大な愛で包まれ深みを増した「アメトラ」以降
付いて行くのもやっとなくらい
どっぷりと深海へと浸透してゆく音楽
まるで時代も世間も横目で流しながら
ただただ表現者として己を 音楽を 唄を貫き抱きしめる
しかしUAにとってそれはあくまでも自然の流れ
「11」でも「泥棒」でも「cure jazz」でも変わらない
素直にこんなUAが聴きたかった
UAが好きな人 誰しもがそう感じているのかもしれない
「黄金の緑」から始まる10曲の旅は
UAの自然な愛 歌声の抱擁力でもって僕らを温かく包む
UAは唯一無二 UAでしかない歌声
久々の朝本浩文との「Love scene」が現在のUAを象徴する
本作のハイライトとなる作品
夜明け前は
大きな木のはなれた2つのリンゴだった
Good morning, Love scene
新しい木が大地に根をはるように抱きしめていて
左と右の翼 夢の種を遠い島まで
あんまり高く飛ぶと夢の熱に溶けてしまう
どうして人はいつも イカロスのことばかり唄って
岸に着いたダイダロスを忘れているの
夜明け前は
大きな木のはなれた2つのリンゴだった
Good morning, Love scene
空に雲が浮かんでいるようにキスをして
あちらに見えますのは奇跡の島 ランゲルハンス島
色とりどりのポピー 風に揺られ 手を振ってる
たとえ音楽が止み 誰もダンスをしなくなっても
また風が あいのうた 運んでくれる
そんな日には
ローズマリーとタイムがとろけるシチューにして
青い海に天使が舞う
ハートの花びら 砂浜で輪を描く
明日は この世界が炎に包まれてたとしても
いまここでこんな風に あなたと笑う
夜明け前は
大きな木のはなれた2つのリンゴだった
Good morning, Love scene
窓の外は 空色と水色が交じり合う
Love scene/UA
そして最後を飾る「Moor」
UAだけに許された歌声と想い
感動的なストリングスに結ばれ
世界への愛を唄う
ドアをあけるうしろ姿 貴方の顔が上手く思い出せないよ
揺れる星が花のように 遠い日の夢を唄ってみせるよ
みんなもう気がついてるのに 知らないふりだけ上手で
るり色が灰色に染まる景色には 夢の数がまだ足りないよ
65億の蟻を乗せた 小さな舟が滝から落ちる前に
舟をつなぐ岸をさがす貴方をつなぐために手を伸ばす
みんなもう気がついているのに 知らないふりだけ上手で
るり色が灰色に燃える景色は 涙の量だけじゃ消せない
もしも貴方が選ぶのなら 私は何も決めないよ
言葉が多すぎて ちゃんと紡げなくても ただ側にいるだけでいいよ
ドアをあけるうしろ姿 君の気持ちを思い出す
Moor/UA
UAから届いたのは真実の愛と真実の音楽
「11」でも「アメトラ」でもない
蓄積された音の波が震えだし 溢れだした
黄金の緑と言う名のポップワールド
1 黄金の緑
2 Melody La La La
3 Paradise alley / Ginga cafe
4 トュリ
5 ノレンノレン / 灰色した猿の夢
6 Love scene
7 San Andreas Fault
8 Elm
9 Panacea
10 Moor